B-1・民主カンボジア軍兵士(一般)解説 カンボジアの代表的な共産勢力であったクメールルージュ(頭だけ赤いという意味。シアヌークが名付けた蔑称)の基本的な兵士の例。俗に「ポル・ポト派」と呼ばれ、親米右派のロン・ノル(クメールセレイ)軍と戦った。 1975年にはプノンペンを陥落させて、民主カンボジア(カンプチア)国を樹立、ポル・ポト派兵士はそのまま民主カンボジアの兵士となった。 当初より反王政、反ベトナムを掲げていたポト派は、'79年に新生ベトナム軍とヘン・サムリン(人民党軍)派の攻撃を受けてタイ国境へ後退し、'97年には組織的な抵抗を終えた。→【歴史概説・年表参照】 特長としては中国製人民帽に似た帽子を被る姿が多く、ヘルメット類を使用している姿はほとんど皆無である。また、装備品はアメリカからロン・ノル軍への援助物資の捕獲品や、中国の援助物資が多数を占めた。赤いスカーフも有名である。 写真例ではポル・ポト派兵士に多用された「RPG-2ロケット発射器」→【小火器研究内参照】を装備している。 |
